北の達人コーポ(2930)は、健康食品・化粧品の通販事業を手掛ける企業だ。株主優待として自社商品4,000円相当を提供している。本記事では、この優待の実質価値を独自基準で徹底評価する。
1. 優待内容の概要
100株以上保有で、自社製品詰め合わせ4,000円相当を年1回受け取れる。権利確定月は2月。
2. 実質価値の解析
- 名目価値:4,000円
- 実質価値:4,000円×0.20=800円
- 乖離:3,200円(80%)
自社のサプリ・化粧品は嗜好性が高く、必要としない株主にとって実質的な価値はほぼゼロに近い。転売も困難なため、実質価値は額面の20%と評価する。
3. 判定理由
換金性:低い。フリマアプリでの売却は可能だが手間がかかる。汎用性:自社製品に限定されるため低い。生活貢献度:商品が必要な株主以外は低い。二次流通需要:低い。追加支出:不要。
以上の観点から、Bランク(実質価値20%)と判定する。
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4. 実質利回りの算出
- 配当利回り:2.57%
- 優待実質利回り:800円÷13,600円≒5.88%
- 総合実質利回り:約8.45%
5. 結論
実利重視の投資家にとって、北の達人コーポ(2930)はスルーが無難だ。優待の実質価値は800円に過ぎず、自社商品に興味がない株主には恩恵が薄い。配当利回り2.57%は評価できるが、優待目的での保有には向かない。
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